
今週水曜日にチャンピオンズリーグの決勝戦がモスクワで行われ、マンチェスター・ユナイテッドが欧州No.1クラブの名誉を勝ち取りましたね。
オメデトーゴザイマス(はい、棒読みで!)チェルシーに勝って欲しかった私としては、ヒジョーに複雑です。
…ってかホントのこと言えば、バルサかアーセナルに優勝して欲しかったので、アーセナルとバルサが負けた後はもうどーでも良かったんですけど、できればチェルシーにマンUの2冠は阻止して欲しかった!
もともとマンUはそんなにキライじゃないんですけどね。
でも今年は大キライなんですよね
(えー)けが人続出で後半失速のアーセナルや、今季無冠でさんざんこき下ろされたバルサに比べて、マンUは常に絶好調!!…ってのが、
ああああー!もう!悔しいっ!!まあ、逆恨みってヤツですね
(ひどい)特に絶好調のクリロナに対してはもう、いちいち腹が立ちます
(ホント八つ当たり)はい、負け犬の遠吠えです
(しまいには開き直る)で、昨日の朝、起きてすぐにTVをつけたら、いきなりマンU陣が狂喜乱舞してるところが映ってて、もうホントがっくり。
録画しといた試合も「もうどーでもいいや」と思ったんですけど、そのTVのニュースで、絶好調男クリスティアーノ・ロナウドが「PKを外した」って言ってたんで、ヤツが悔しがる様だけでも見てやろうと
(←悪魔)、結局昨日の夜、録画しといた決勝戦を最後まで見ました。
ちなみに、この決勝戦のスカパーでの生中継は私の大好きな倉敷さんが実況担当だったんですけど、スタジアムの観客の声がうるさ過ぎて、結局最後まで倉敷さんが何言ってるのか全然聞き取れなかった(泣)それってスカパーの音声さんのミスでしょ。
倉敷トーク大好きなのに、ああ、ホントもったいないったら。
それにしても、今年はホントにプレミア勢が強いよね。
しかも、プレミアリーグで1位、2位のチームが欧州CLの決勝でぶつかるなんて、ホントに今年のプレミアの強さを証明してるよね。
でもさ、せっかくモスクワでやってるし、せっかく欧州チャンピオンズリーグなのに、なんかこのカードはもう見飽きた感があってもったいないよね
(えー)全然モスクワって感じしねー!フツーにプレミア見てるみた~い。
なんかもうちょっとこう、「こんなカード絶対に見られないよねー!」みたいな刺激的なカードが良かったな
(言いたい放題)まあ、一番の希望はバルサvsアーセナルだったんだけど(泣)



てなわけで、最後の最後のクリロナがPK外した時の「やべぇ」って顔が見たくて試合を見始めたんだけど、1-1の同点で延長戦にもつれ込み、15分ハーフの延長をやっても決着がつかず、最終的にPKという、なんか、ものすごい試合でした。まさに死闘(汗)
私はとくにどっちのファンでもないので、サッカーの内容に関してはアレコレ書きませんが、大ざっぱに言えば後半は圧倒的にチェルシーが良かったように思います
(大ざっぱすぎる:汗)でもさぁ、やっぱマンUのディフェンスはすげー!
ビディッチとリオのCBコンビは最強だね。
マンUと言えばいつもクリロナ、クリロナ、クリロナって、なんかクリロナ一人がすごいみたいな感じになってるけど、実はバランス良くみんないいよね。
ニュースとかだけ見てたらクリロナの得点シーンばっかりで、まるでヤツが一人で頑張ってるみたいだけど、ルーニーが一番深いとこまで下がって守備するのもスゴいと思うし、スコールズとかギグスの展開力も、もちろん最強のDF陣もすごい。そういうのに助けられてクリロナが仕事できてるってのは、試合見ないとわかんないよね。
でも、チェルシーのテリー&リッキーコンビもスゴいけどね。
キャリックのシュートをヘディングでクリアしたテリーがすげー!
ミリートとかプジョルなら手が出てる~!
(えー)で、全然関係ないけど、チャンネルを回した時に最初にリッキーが映ると、「あれ?昔の試合やってるのかな?」って思っちゃうのは私だけぇ~?
ランパードがなんか全体的に四角いなって思うのは私だけぇ~?
(意味不明)おまけに、マンUのギグスを見ると、ナイナイの岡村を思い出しちゃうのは私だけぇ~?
そういえば、4級審判員として一言言わせてもらえば、昨日の主審はゲームコントロールいまいちでしたね
(よっ、4級の分際で…)ファールを取る基準がなんか曖昧だし、チェルシーは2.3回コーナーキックをゴールキックにされてて、なんかジャッジすっごいテキトーだったでしょ
(何様?)怒濤の攻めをしてた時間帯だからね。もしかしたらコーナーから1点取れたかもしれないのに。そういう意味では、チェルシーの敗因はマンUとの力の差じゃなく、運と審判だった気がします。でも、かと言ってマンU寄りなジャッジだったと言うわけでもなく、マンU側もジャッジに対しては相当ストレス感じてたみたいだけどね。
試合終盤にさしかかった頃から足がつる選手が続出だったんだけど、それ見たらこの試合の重みをすごく感じたよ。
全員がありったけの力を振り絞ってプレーしてるんだなぁって思った。
リオなんか、立ち姿がおじいちゃんみたいになってたし(汗)
延長戦ではマンUの選手の足が完全に止まってて、ほんと、チェルシー、あとほんの少し頑張れば逆転できそうだったよね。
最後の最後までホントにどっちに傾くかわからない試合だった。
で、延長でも決着付かず、運命のPK。
今まで、アーセナルのベントナーが微妙くん1号だとしたら、微妙くん2号は絶対にファンデルサールだと思ってたんだけど
(個人的にね)、そのファンデルサールが最後に見せちゃったね。
まさかアネルカのPKを止めるとは…(泣)
…ってか、このPKに関してはもう、テリーがかわいそ過ぎる
(号泣)これを決めれば優勝ってとこで、キャプテンテリーがまさかの失敗。
最後に止められたのはアネルカだけど、それでもテリーは、きっと激しく自分を責めたんだろうね。
でも、これはもう、運が悪かった…としか言いようがないよ。
延長戦でカッとなって一発レッドもらったドログバが、もしあそこで退場してなくてPK蹴ってたら、もしかしたら結果は違ったかもしれない。
バラックの打ったミドルが入ってたら勝てたかもしれない。
エッシェンがクリロナをしっかりマークしてたら、ヘディングシュートを阻止できたかもしれない。
チェルシーが勝てなかったのは、テリーがPKを外したことだけが原因じゃない。
チームメイトだって、サポだって、みんなそのことをわかってるんと思うんだけど、最後の最後まで号泣してたテリー。
なんかホントに切なかったよ。
試合後の表彰式は、両チームホントに対照的だった。
優勝に狂喜乱舞するマンUと、深い悲しみにくれるチェルシー。
2つのチームの間には、同じ場所にいるとは思えないような差があった。
優勝と準優勝って、近いようで全然遠い。
で、クリロナのPK外しの悔し顔を見て楽しもうと思ってた私だけど
(ひどい)、この死闘を見たら、なんか素直に「祝福してやるか」…って気持ちになった。結果はマンUだったけど、両チームとも1位と言ってもいいくらいの、ホントにすごい試合だったからね。
…とか言いつつ、最後に優勝杯を持ってはしゃいでるクリロナ見たら、やっぱりイラッと来たんだけどね
(えー)てなわけで、昨年7月
(予選)から始まったチャンピオンズリーグもとうとう終了しました~。
次はいよいよEURO 2008です!
私のお目当てのスペイン
(グループD)は6/8にスイス入りし、10日にロシア、14日にスゥエーデン、18日にギリシャと戦う予定。
CL終わってもまだまだサッカー熱の冷めない私なのでした(汗)