PREV| PAGESELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| コメント(-) | TOP↑

≫ EDIT

【日本サッカー再生計画】日本がベスト4に入る日は来るか

おとといの夜中くらいに放送されていた、「日本サッカー再生計画/スペトレ軍団の挑戦」(確かそんなタイトルだった)という特番を見ました。

清水出身の元サッカー選手、風間八宏氏の活動や考え方が主となった番組で、去年、彼の息子と元プロ野球選手高木豊氏の息子がリーガの強豪セビージャの下部組織に短期留学したときの特集も見ました。

自分の息子が小学校一年生からずっと静岡でサッカーをやっていた経験から、いくら自分の息子が才能があるとは言え、元サッカー選手が自分の息子を海外に留学させ、それを元に番組を作る…という点において、実は大いに抵抗がありました。

他県においてはわかりませんし、もしかしたら私の見てきたごくせまいジュニアサッカーの世界だけでのことかもしれませんけど、日本のジュニアサッカー界にははっきり言って良い指導者はまだまだ少なく、また、自分の子供のことしか見ていない親が、自分の子供のサッカーに口を出しすぎる傾向にある…とずっと感じていました。

かくいう私も一サッカー少年の親として、密に子供のサッカーにかかわってきました。チームから要求されるままに審判資格を取り、毎週末、子供の試合で笛を吹きました。そんな中で、たくさんの指導者や保護者を見てきましたけど、親の重圧に耐え切れなくてサッカーを嫌いになる子や、才能はあるのに、指導者と相性が悪くて嫌われて使ってもらえない子なども見てきました。

そして、自分の子供たちのサッカー少年団を応援しつつも、心のそこではいつも思っていました。

これじゃあ、日本のサッカーは強くならないよな~…と。



にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ
ゴトーブログは今何位?




前置きが長くなりましたけど、この番組の風間八宏氏も、結局のところはそういう人なのかなーと思っていました。日本のサッカーを再生させたいとは言うけれど、実のところは自分の息子と、その周りの一部の子がうまくなれば、自分がかかわっているチームが強くなれば、それでいいのかなー?と。

でも、今回の番組の中で風間氏が言っていたことが、私がジュニアサッカーに携わっていた間にずっと感じていたこと…、つまり、「日本は選手育成と同時に、指導者の育成にもっと力を入れるべき」…ということだったことから、こういう人がもっと集まって何かアクションを起こせば、確かに日本のサッカーは変わるかもしれないなぁと、少しだけ日本のサッカーの未来に希望の光が見えた気がしました。

番組は、風間氏の次男で、現在一年生ながら清水商業のサッカー部の主力として活躍している宏矢君と、小学校時代から風間氏の指導しているスペトレでプレーしている清商のチームメイト2名の計3名が、スペインとフランスの国境にあるアンドラで行われたNIKEのスペシャルキャンプに参加した模様を中心に進みました。

構成としては、日本人高校生が外国の有能な同世代のプレーヤーの中で迷い、焦り、自分を出せずに悩む場面から始まり、時間の経過とともにその環境に慣れて少しずつ自分のプレーができるようになっていく…という、まあ、去年のセビージャ留学とあまり変わらない流れだったわけですけど、思うに、問題はそこから…という気がします。
その経験を、単なる経験で終わらせてしまうのではなく、そこから自分の進みたい道、やりたいことを見出して、後の自分のサッカーに活かせるかどうかで、今回の経験が本当に意味があったかどうかが決まるのだと思う。

海外のレベルを知って落胆して、でもそこで「負けたくない!」って頑張って奮起して、その短期留学の間に実力以上のものを発揮できたとしても、日本に帰ってきていつものサッカーに戻れば、それは意味がないと思う。

去年の特集を見たときも思ったんですけど、この短期キャンプを終えて、彼らが何を感じ、その後の日本でのサッカーにどんな影響を与えたか…というところまで見たいなーと思います。
結果だけ見て判断しちゃいけないとは思うけど、清商の3人組はこんなに貴重な経験をしたのに、高校選手権では決勝で負けちゃったからね。ようするに、サッカーって11人でやるものだから、1人、2人が特別な場所で特別な訓練を受けてもあまり意味がないわけで、アンドラのキャンプで指導にあたってたバルサのコーチも言ってましたけど、「まずは指導者を育成し、そして環境を整える」必要があるのかなぁと思います。

でもそれには時間がかかるよね。
今、日本と世界のレベルに差があるのは、やっぱりサッカーの歴史が短いからというのが大きい。
ほかの国が時間をかけて指導者を育て、環境を整えてきたことを、今、やっと日本がやっているのだと思うのです。
だから、それを思うと次のW杯でベスト4に入ろう…なんてのはこれ、すごく甘い考えだと思う。
日本に才能がないとかそういうことではなく、実力以前に、サッカーの土台がまだ世界に追いついていないレベルだもの。

私は海外サッカーが好きで、正直、日本代表にはあんまり興味がないんですけど、日本のサッカーの将来を見たとき、絶対に世界のレベルに追いつくことができない…とは思ってないわけです。
事実、海外に出て挑戦するプレーヤーも増え、Jリーグが始まったことで経験豊富な選手たちが指導者として力を発揮し、サッカー自体が日本の文化に根付いてきた今、確実に日本のサッカーのレベルは上がっていると思う。

だから、岡田監督が「目標はベスト4」と言ったことに関しては、「無理無理ー」と思う半面、「良くぞ言った!」という思いもあります。
今現在の日本のレベルでは、正直世界の頂点にはとても行き着けない。でも、挑戦しないことには、永遠にたどり着けないわけですから、今の日本代表が、その道しるべを作ってくれているのだ…と思います。


なんか、普段、ミーハー的にサッカーを見てゆるい内容の記事しか書いてない、しかもにわかサッカーファンの私がこんなこと書いてもあんまり説得力ありませんけど(笑)、そんな、私のようなミーハー主婦がサッカーに興味を持つようになっただけでも、日本でのサッカーの定着度って確実に上がってるってことですよね。

来年のW杯ではもちろん日本代表の健闘を期待してますけど、もっともっと長い目で日本のサッカーを見守っていく必要があるんだな…と思い知らされた番組でした。



| コメント(4件) | TOP↑

COMMENT

ベスト4は、いろいろな幸運が重なりに重なれば可能、かもしれないです。でも日本のサッカーを考えるなら、20年、30年、あるいはもっと年数をかけてベスト4ってのが筋じゃないかと。それだけ長期的視野を持って育成していかなきゃ、もし(万が一!)来年ベスト4を達成したとしても場当たり的な、今後につながってはいかないような気がするんです。

日本は、あと一歩で出場を逃したアメリカ大会、初出場のフランス大会、勝ち点3をとれた日韓大会(GL突破ボーナスつき)、と一歩一歩前進してきたんだから、今後も一歩一歩世界レベルに近づいていくべく応援してますよ。欧州サッカー観戦者としては「待ってるぞ~」って感じ。(何たる上から目線!笑)

そんななか裾野が広がっている様子はうれしいです。一端をになってるゴトーさんも頑張ってくださいね!


| 変集長 | 2009/12/09 08:22 | URL | ≫ EDIT

>変集長さま

そうですね。
確かに、サッカーって実力がモノを言う時と、時の運で決まる時とあるんで、日本が来年のW杯でベスト4に入る可能性だってありますよね。
でも、私もそんな「時の運」でベスト4に入ってもなーって思います。
まあ、超ラッキーが続いてベスト4に入って、そこで各国の有力クラブが日本代表の選手を見そめて海外移籍する選手が増えたりすれば、それはそれで今後の日本のサッカーにとっては良いことかもですけど。

私自身も、別に日本のサッカーがキライとか期待してないとかじゃなく、自分も日本サッカー協会に登録してる一選手(末端も末端ですけど:笑)として日本のサッカーの発展を願ってます。

ただ、その「末端」から言わせてもらえば、「土台」はまだまだしっかりしていなくて、まだまだ時間がかかりそうだなぁと思いますね。
私がバーサマになった頃日本がW杯でベスト4とかに入って、「昔は日本も弱かったんだよぉ」なんて孫に話せてたらいいなーと思います(笑)

| ゴトー | 2009/12/10 09:37 | URL | ≫ EDIT

ありがとうございます
とても興味深く読ませて頂きました。

私が初めてサッカーに興味を持ったのは、欧州サッカーを見始めてからで、ゲームが分かるようになって、日本のサッカーをちゃんと見た時には、そのスピードやテクニック、試合全体の動きを見てその差に驚きました。今でも正直、Jリーグ&日本代表はあまりフォローしていないんですが、ワールドカップは楽しみにしています。

おっしゃるように、サッカーの歴史の浅さというのはとても大きいと思います。少年サッカーの現状についても、その年齢こそ土台作りの時ですからね。環境、指導者、親の見解が子供の成長を最大限に引き出せるものでなければ、将来のスターになり得る才能もムダにしてしまう。世界へ出て、貴重な経験を得て帰ってくる少年・青年サッカー選手は、昔よりずっと増えたはずです。ただ、そういう効果を国レベルで見れるようになるには、相当の時間がかかる。今はまだ、多くのレベルでのサッカー指導者が、世界で通用する、日本が目指すべきサッカーの知識、認識を持ち合わせていないでしょうから。おっしゃるように、何でも土台がしっかりできないことには上に積み重ねられるものは限られますし、土台を作るのが一番労力と時間を要するところですからね~。(ピラミッドのイメージ図が頭に。笑)

でも、目標なくして何も達成できません!ベスト4を目指す!という意気込みは素晴らしいと思いますし、全力でその力を試してきて欲しいと思います。そこから学ぶものは将来の日本サッカーにも必ずプラスになるはずですから。

(長々とすみません。汗)

| jGooners(ガナり娘) | 2009/12/10 22:32 | URL | ≫ EDIT

>ガナり娘さん

コメントありがとうございます!

私も同じく海外サッカーから入ったので、最初は日本のサッカーにはまったく興味なかったです。
でも、地元静岡に清水エスパルスというJリーグのチームがあるため、サッカーレベルとかそんなの関係なく、エスパルスにはまるようになりました。

多分、スタジアムに初めて足を運んで、その迫力に虜になったんだと思います。サッカーのレベルで言えば海外サッカーの方が断然迫力ありますけど、目の前で選手がプレーしているあの感じと、わき起こる歓声、迫力ある応援…。
やはり、スタジアム観戦は良いですね。
いつかはエミレーツやカンプノウに行ってみたい。

こんな風に、昔に比べたらサッカーが日本にかなり浸透してきたと言えると思うんですよね。地元のサッカー協会の方々とお話ししたこともありますけど、選手の育成はもちろん、指導者や審判員の育成にも力を注がれています。だから、日本のサッカーは少しずつではあるけども、前進してるんだと思う。

来年のW杯は、「将来Jリーガーになりたい」って思って頑張ってるサッカー少年たちもきっと楽しみにしてるでしょう。彼らの夢を応援するためにも、日本代表には大いに頑張って欲しいです。
それも、土台作りの一つですよね。

| ゴトー | 2009/12/11 10:21 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

PREV | PAGESELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。